6.こうしてコレダケやりなさい

マネジメント

~デキルダケ主義からコレダケ主義へ

私たちが「デキルダケ頑張ろう」と思うことは極めて自然なことです。
しかし、この考え方は単なる精神論に終わってしまう可能性があります。

「がんばったけれどうまくいかなかった」

「精一杯努力しての失敗だから仕方がないさ」などの言葉が失敗の慰めになってしまうからです。

人が行動を起こす心理的原因を動機と言いますが動機さえよければ結果にこだわらないことを「動機主義」と呼びます。

対義語として「結果主義」があります。これはビジネスはあくまでも結果が良くなければでなければ未来がないと言う意味です。

「動機主義」が横行すると目標の達成に対する執念が薄れます。

そして、頑張った結果売上高はあがったものの粗利益率が下がったり、人件費率が増えたりして最終的な目的である純利益の目標達成ができなかったということも起こりかねません。
がんばった分の成果を出すためには、「こういう方法でコレダケがんばる」という具体的な目標の設定と目標を達成するための具体的な達成計画が必要なのです。
 言い換えれば、「これだけ達成するためにこういう方法でこれだけがんばるという計画と実行が必要なのです。

「動機主義」の対義語である「結果主義」はいかなることがあろうとも目標を達成するという執念をもって結果を出すことだと思うのです。
 目標にしても、売上高、粗利益率、労働生産性、労働分配率、純利益など個別に立てたうえで、それぞれの目標を達成するための個別の達成計画を立てなければなりません。
 そして、個別目標の整合性を考慮することによってガンバリズムという情緒的経営から科学的経営に脱皮するのです。
 私はこの考え方をデキルダケ主義からコレダケ主義への転換と呼んでいます。

言い換えれば、これだけ達成するためにこういう方法でこれだけがんばるという計画と実行が必要なのです。
 目標にしても、売上高、粗利益率、労働生産性、労働分配率、純利益など個別に立てたうえで、それぞれの目標を達成するための個別の達成計画を立てるのです。

そして、テーマ別に掲げた目標の整合性を考慮することによって、ガンバリズムという情緒的経営から科学的経営に脱皮するのです。

この考え方をデキルダケ主義からコレダケ主義への転換と言います。

ここで精神論や根性論が根底にあるガンバリズムの弱点を考えてみましょう。

まず、人間の気力や体力には限界があることを認めなければなりません。

問題を気合やガッツで解決しようとすることは、結果の持続が困難なことが起こる可能性が高くなります。

気合や根性だけでは変化の激しい経営環境を乗り切ることは難しいのです。それは、予期せぬアクシデントの発生もないとは言い切れないし、後から気が付くことですが目標設定そのものに問題がある可能性さえあるからです。

根性論はかえって非効率な状況を招いたり、問題の解決を困難にしたりすることさえあり得ることなのです。

仕事はがんばっても方法が間違っていれば目標は達成できません。そんなときガンバリズムが基本的な仕組みやプロセスの改善の邪魔をすることさえあるのです。

ガンバリズムの弱点の二つ目は組織が一部のがんばり屋で優秀な人に依存する体質ができやすいことでしょう。

 一部の優秀な人間が異動をしたり退職をしたりした場合組織の機能が止まったりする危険性さえないとは言えません。仕事は組織でやることが業務の品質や成果に安定性をもたらすのです。

 「辛くて大変だが根性で結果を出す」というガンバリズムの考え方は現代ではつぎのように変わってきたのです。

 「結果として能率を阻害する」

 「長い目で見れば生産性を下げる」

 「社員を搾取するシステムである」などとガンバリズムを否定的に論じる考え方が主流ななりつつあるようです。

 だからと言って個人ががんばることを否定するものではありません。

 むしろ個人のアイディアや創意工夫を重視する風潮も旺盛にな

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