5.ヤル気に火をつけろ!

人材

~社員のヤル気に火をつけることが何よりも重要です~
 企業の経営幹部に求められるものは言うまでもなくリーダーシップです。中でも大切な

ことは社員のヤル気に火をつけることでしょう。

 リーダーシップとは組織の目標達成のためにメンバーの意欲を引き出してあるべき方向へ導く能力だと言えるでしょう。そのためにはビジョンを共有して信頼関係を築かなければなり

ません。その中でも冒頭に掲げた「社員のヤル気に火をつける」ことは最も具体的かつ効果的なことでしょう。

業績不振の企業に多く見られる自ら考え、自ら行動できない「指示待ち人間」の多い現象が起こるのは社員の心を動かせるリーダーが少ないからではないでしょうか。

特に中小零細企業には社員の心をつかんであるべき方向へ誘導できるリーダーが不足しているようです。このような企業に見られるのはリーダーが不足していることに対して責任を感じる人間が不在であることです。企業は常に「不足するものを充足しなければならない」という

「危機感」が必要なのではないでしょうか。

いま必要なことは人を動かせる力のあるリーダーの育成です。

人を動かすということは人の心を動かすことで本能的に共鳴現象と欲求を起こさせなければなりません。そのためには情熱を持って誠実に相手の身になって働きかけをしなければならないと思います。

言い方を換えれば、他人に動機づけのできる力、モチベーションを高め行動を促せる力は単に命令することではなく相手を能動的な人間に変えることです。そのためには報酬や地位などの外発的動機ではなく相手が心の底から「成長したい」「仕事のできる人間になりたい」「仕事を通して自己実現を図りたい」など未来志向の積極的な人間に変えるという意義のある仕事なのです。

部下を積極的な人間に変えるためには部下が安心して仕事ができる環境をつくり、小さなことでも一つ一つの成功体験を積み重ねさせたうえで自信を持たせ、失敗を恐れない人間に成長させることです。

これが本人のためでもあり、会社のためでもあり、ひいては社会のためになることを理解させることが大切なのではないでしょうか。

これらのことが組織的に行われるようになれば企業風土は大きく変貌することでしょう。組織的とは部下や後輩を持つすべての人間がリーダーシップを持つということです。
 特に経営幹部は社員に動機付けのできる力を身につけて欲しいものです。

動機付けをして目的や目標の達成に向けて行動を起こさせることが幹部の仕事であることを最認識してほしいものです

中小企業ではともすれば形式的に取締役になっている幹部を見受けますが会社法の役割にこだわることなく文字通り経営幹部としてのリーダーシップを発揮してほしいのです。
 そのためには自分自身が心の底からわが社のあるべき姿を胸に焼き付けたうえで、社員をあるべき方向へ引っ張っていく指導力を身につけなければなりません。

ここで言う指導力は次世代の人材育成を含めて部下に対して計画的に経験と知識を与えて育成することです。

それではさまざまな場面でさまざまな部下に対応するためのリーダーシップの発揮のしか他を考えてみましょう。

  • 統率型リーダーシップ

チームを統率、けん引していき目標達成するタイプで先頭に立って行動を起こして価値を生み出すタイプで組織をまとめて方向性を示し推進していくリーダーである。困難な状況が生まれても率先して突破していく。

  • 変革型リーダーシップ

現状維持にとらわれることなく現状を否定し、先頭に立って新しいものを生み出していく。

  • 調整型リーダーシップ

意見の対立や体質の違いを超えて調整して妥協点を見いだしていくタイプ。

  • 巻き込み型リーダーシップ

例えば部下が多少気の進まないことでも、やるべきことの意義やメリットを説いて納得させて協力させることのできるタイプ。

1548文字

コメント